
地球環境は変動することが本質
「地球環境は変動することが本質である。」というのを地球科学を用いて解説、または現代科学の限界をていねいに示している。
地球規模の炭素循環では、大気→地殻→海洋→地殻→大気、という循環を通じて炭素が地殻に固定化されていく、このサイクルは化学的風化、化学的結合、地殻変動、火山活動、など様々な作用により成り立っている。
近視眼的には炭素の固定には森林の循環が注目されるが、地質学的時間スケールでみると炭素のほとんどがケイ酸塩鉱物など地殻に固定されている。
不確定な部分も多いが、大雑把な地球史として、
46憶年前に地球が誕生し、40憶年前に海と生命、25~20憶年前に大気に酸素と真核生物誕生、5憶年前に陸上生物、多細胞生物(カンブリア爆発)、6500万年前恐竜絶滅、2万年~1.3万年前最終氷河期、そして現代となっている。
生命が陸上に上がった以降でも地球の環境変化は凄まじく、地球全体が氷に覆われるような氷河期と間氷河期を繰り返してきた。
その温度変化は温室効果ガス(CH4 CO2)の変動として地層や氷河に記録されている。
ここ1.3万年の気候はなぜか安定している、安定した気候のもとに人類は繁栄することが出来た。
しかし過去80万年にもみられないCO2濃度の増加がここ数百年の間に起こっている、これは明らかに地球の循環サイクルに影響を与えるだろう。
だが、超複雑系である地球システムは現在の地球科学では、ほとんどが未知である、今後の予想は誰にも...